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両生類飼い方図鑑ヒキガエル

2020/03/11 2020/06/12
ヒキガエル
ヒキガエル

ヒキガエルとは

ヒキガエルはカエルの仲間の1種で、ガマガエルと呼ばれることもあります。
大きくいかつい見た目ですが、動きは鈍く、跳ねることもほとんどありません。

両生類でありながら乾燥にも比較的強く、穏やかな性格をしているため意外にも初心者向けのペットと言えるかもしれません。

ヒキガエルの種類と大きさ

日本に生息しているヒキガエルは以下の5種類です。

ニホンヒキガエル

大きさ:7~17cm

主に西日本を中心に生息しているヒキガエルです。
単にヒキガエルと呼ぶ場合にはニホンヒキガエルを指すことが多いです。

アズマヒキガエル

大きさ:6~18cm

関東を中心として生息しているため、東のヒキガエルということでアズマヒキガエルと呼ばれています。
ニホンヒキガエルと非常によく似ていますが、ニホンヒキガエルよりも目と鼓膜の間の距離が狭まっています。

ナガレヒキガエル

大きさ:7~17cm

北陸付近を中心に生息しているヒキガエルです。
鼓膜の場所がわかり辛く、脚が長い、体色に赤色が混ざるなどの特徴があります。
また、通常ヒキガエルには水かきがありませんが、ナガレヒキガエルにはわずかに水かきが発達しています。

ミヤコヒキガエル

大きさ:6~10cm

宮古島・伊良部島の固有種です。
ヒキガエルの中では小型でかわいらしい見ためをしています。

オオヒキガエル

大きさ:9~15cm

石垣島・小笠原諸島などの温かい地域に住むヒキガエルです。
特定外来生物のため、ペットとして飼育することはできません。

この中でペットとしてよく飼育されているのはニホンヒキガエルやアズマヒキガエルです。
種類の違いによる飼育難易度の差はないため、小型が良いという人はミヤコヒキガエルもおすすめです。

オオヒキガエルのみ飼育が禁止されているため、野生個体を取ってくる場合には注意しましょう。
基本的には本州に生息しているヒキガエルや、ショップで販売されている個体であれば安心です。

寿命

ヒキガエルの寿命は10年程度が目安です。
飼育条件下ではヒキガエルにとって住みやすい環境を維持することが可能なため、うまく飼育すればもう少し長生きさせることができるかもしれません。
海外の話になりますが、飼育下のヨーロッパヒキガエルが36年生きたという記録もあります

値段と購入方法

ヒキガエルはショップでは2,000円程度で購入することができます

購入できるショップが見当たらない場合には自分で捕獲するというのも1つの方法です。
ヒキガエルは環境適応力が高く生息範囲が広いため、運が良ければ雨上がりの公園などでも見つけることができるでしょう。

時期としては、成体であれば冬眠から目覚め活動が活発になっている3月~4月がおすすめです。
ベビーサイズであれば少し時期をずらして4月中旬以降を狙ってみてください。
ヒキガエルは冬場になると冬眠してしまうため、秋以降は野生個体の入手は困難になります。

ヤクオクなどでもヒキガエルが出品されていることがありますが、健康状態や配送方法にやや不安があります。
また、乱獲した卵塊などを大量に出品している悪質な出品者も多数います。
よっぽど信用できる出品者でない限りはオークションサイトでの購入は控えるべきです。