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爬虫類飼い方図鑑リクガメ

2020/03/05 2020/06/12
リクガメ
リクガメ

リクガメとは

リクガメとはその名の通り陸に住むカメの仲間の総称です。
クサガメなどの水棲亀と姿は似ていますが、リクガメの多くは森林や草原に住んでおり泳ぐことができません。

のんびりとした性格や動き、甲羅の模様の美しさから根強いファンも多い人気のペットです。
草食のためエサへの抵抗も少ないですが、初期投資額が高く寿命も長いためお迎えのハードルは少し高めかもしれません。

リクガメの種類と大きさ

乾燥系 ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメ、チャコリクガメ、ソリガメ、ギリシャリクガメなど
中間 フチゾリリクガメ、ロシアリクガメ、ヘルマンリクガメなど
多湿系 アカアシガメ、エロンガータ、セオレガメ、ムツアシガメ、インドホシガメ、ビルマホシガメ、ゾウガメなど

一口にリクガメと言ってもその種類はさまざまです。
リクガメは大きく分けると乾燥系・多湿系の2種類があり、飼育環境がやや異なります。
基本的には高い湿度を保たなければいけない多湿系のリクガメよりも、乾燥系のリクガメの方が飼育はしやすいです

中でもペットとしておすすめなのは、ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ・ロシアリクガメの3種です。

ギリシャリクガメ

甲長:25cm前後

名前にギリシャと入っていますが、これはギリシャに生息するという意味ではなく、背中の模様がギリシャ織りのように見えることから名付けられました。
人工繁殖が盛んなため流通量が多く、入手しやすいリクガメです。

ヘルマンリクガメ

甲長:20cm~35cm

ダルマティアヘルマンリクガメ・ニシヘルマンリクガメの場合には最大でも20cm未満のため、比較的広い飼育スペースがなくても飼うことができます。
ヒガシヘルマンリクガメの場合には最大で35cm前後まで大きくなるため、注意が必要です。

ロシアリクガメ

甲長:20~28cm

ロシアリクガメはヨツユビリクガメ・ホルスフィールドリクガメと呼ばれることもあります。
ロシアリクガメは甲羅に模様がほとんどなく、シンプルな見た目をしています。
飼育方法はヘルマンリクガメとほとんど変わらないため、好みで選ぶと良いでしょう。

寿命

「鶴は千年、亀は万年」とも言うように、カメは寿命の長い生き物です。
さすがに万年は言い過ぎですが、飼育下では30年ほどは生きますし、もっと長生きな個体もたくさんいます。
そのため、残念ながら飼い切れずに途中で手放す飼育者も多いのが現状です。

途中で飼育できなくなったとしても、リクガメを引き取ってくれる場所はあまり多くありません。
もしリクガメの飼育を検討しているのであれば、きちんと最後まで自分でお世話できるのかしっかりと考えておきましょう。

値段と購入方法

リクガメの値段は種類や成長具合により少し上下します。
ギリシャリクガメやヘルマンリクガメであれば2~3万円ほどあれば購入できると思います。

リクガメは即売会などのイベントでも取り扱いがあります。
ショップのチェーン店などでは見られないような珍しい種類のリクガメなどとも出会うことができるため、1度覗いてみるのもおすすめです。

また、他の方が飼い切れなくなったリクガメを譲り受けるという方法もあります。
ペットの里親募集サイトでは、さまざまな理由で飼えなくなったペットの引き取り手を探している人がたくさんいます。
このようなサイトで譲り受ける場合には、飼育用品もセットで引き取れる場合が多いため、飼育環境の整備が楽だというメリットもあります。
ある程度飼い慣らされているため人懐っこい個体が多いのも特徴です。
ただ、生体の状態が必ずしも良いとは限らないため、引き取り前に確認させてもらった方が良いかもしれません。